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2022.04.6
私家本『不思議な話 人間とは何か』
出版社を担当するプロフェッショナルたちが創る私家本


書名:不思議な話 人間とは何か
仕様:四六判(188 × 130)アジロ上製/ 208 頁+カラー口絵4頁/別丁扉有

組版・装丁から対応しました

組版

出版社の編集者の方からのご紹介による、私家版の自費出版です。
手書き原稿を打ち込み入力し、縦書きのWord にしたもので推敲していただき、当社で組版設計と組版を行いました。
著者の宗教体験をまとめられた内容で、仏教用語も多くルビも頻出するため、入力の段階でInDesignのルビスクリプトに対応できるようにしました。
初校でのご指摘で、親文字間を空けないルビ振りを基本とするということになました。経典で慣れ親しんだ字間の空きのない仏教用語はもちろん、全体のバランスを見て日本語のルビ振りも字間を空けずに行末行頭にまたがる場合を除き、できる限り対応しました。基本は肩付きですが、前後の括弧類、句読点や仮名はもちろん、場合により漢字にもルビ1文字までの許容をし、グループルビの処理で対応したものもあります。

 

装丁

装丁デザインは、著者のご家族が描かれた絵を使って、カバー、帯、表紙、別丁扉を3案制作しました。著者の方は書籍づくりは初めてとのことなので、スピン、花布も含め、本資材での束見本と、決定デザインの本紙色校正で、最終のご確認をいただきました。カバーの後加工はグロスPP加工としたので、加工前との色の変化が大きいため、本紙色校正もPP加工をしたものでご確認いただきました。


写真左:右がPP加工したもの、全体に濃度が上がります
写真右:カバー3案、別丁扉や表紙も、カバーのデザインを展開してそれぞれ作成しました

 

感染対策のため、メールや当社のBOXツールでの校正対応、Teams、Zoom での打合せでの対応が主ですが、今回は著者の方の状況に合わせ、電話と書簡での打合せと郵送での出校や校正戻りにて対応いたしました。

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