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校正

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校正は文字や色などの仕上がりをイメージするための重要な工程です。「正確さ、速さ、コスト」など、お客様のご要望をしっかり伺い、バランスの良い校正方法をご提案いたします。

色校正―色を確認する校正―

平台色校正

オフセット印刷の色校正方法です。実際の「紙」「版」「インキ」を使用して、校正専用の印刷機(平台校正機)で印刷します。特色も本番と同じものが使用できるため、書籍の装丁などで利用されます。

デジタル色校正

カラー印刷全般の色校正方法です。フクインではインクジェットプリンタ式のものを採用しており、専用紙タイプ(Canon Pro4000S)や実際の用紙を使用するもの(JetPressをご提案)があります。出力時のレイアウトは自由に設定できるため、カラープリンタなどの事前校正と同じ見開きでの出力も可能で、比較し易く、赤字を入れやすい出校方法も可能です。

本機校正

本番の印刷機を使用した色校正方法です。コストは他の校正と比べて割高となりますが、表裏で印刷するなど、印刷製品の仕上がりに一番近づく校正方法のため、品質要求度の高い写真集や製品カタログなどで利用いただいています。


デジタル校正 平台校正 本機校正

安い 普通 高い


やや劣る 普通 良い

低コスト・短時間での色校正が可能。色はシミュレーション出力となるが、フクインでは自社のプロファイルデータをライブラリー化しているため、より正確な色味のシミュレーションができる。 紙・インキは本番と同だが、校正用の機械を使用するため、本機校正よりも割安。本番と多少の色差が出る場合もあるが、低コストで仕上りイメージが確認できる一般的な色校正方法。 本番と同じ機械を使用するため、色の再現性が高いがコストも割高。色の再現性が求められる、カタログや写真集などの校正におすすめ。

プルーフ・校正刷り(旧青焼き、白焼き)

紙での校正

文字や色などを確認するための校正刷りは、デジタル色校正でもご紹介したインクジェットプリンタ式のもの(Canon Pro4000SやJetPress)をご提供しています。昔は実際に使うフィルムから直接校正刷りを作成していたことから、青焼きや白焼きとも呼ばれていましたが、現在では本番と同じ面付やリップ処理をデータ上でシミュレーションするDDCP(Direct Digital Color Proofing)形式が主流です。
書籍などのページものは、折校正を確認いただくことで、より仕上りをイメージした校正も可能です。

オンライン校正

紙での校正の代替えとして、オンライン校正FOCUSをご提供しています。面付・リップ処理をオンライン上で確認できるようにしたサービスで、ネット環境をご用意いただければ、時間や場所を選ばず、複数人での同時校正も可能です。withコロナのテレワーク時代に合わせた校正環境をご提案できます。
※FUJIFILMが開発した「xmf remote」をフクイン専用にカスタマイズしたサービスです

品質へのこだわり

質の高い文字校正

書籍やカタログなど特に文字修正の後は、出校前に第3者の内校正を行います。
またテキストやレイアウトの差分を確認するProof Checker PROも導入しており、InDesignのバージョンを上げる際や、再入稿時などには、必要に応じて、意図しない変化がないか検査を行います。
下版の前など特に注意が必要な責了修正などの場合は、誤植などの不備がでないように、ダブルチェックで対応いたします。

医療分野カタログでのデザインの検証

ブランドガイドラインを理解し、適用することにより、統一されたイメージで、見やすい制作物(カタログ、チラシ、リーフレット、ポスター、広告)を作成することを心がけています。
ブランドガイドラインを理解したノベルティ(カレンダー、ノート、手提げ袋、シール等)のご提案、製作を行います。
内校正の際に、全般的に気づいた点をコメントとして申し送りすることで、円滑な校正を実現しています。