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製本・加工

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 創業以来70年以上、品質に厳しいメーカーの製品マニュアルを受注しており、この経験が現在の品質管理に活かされています。現在は、マニュアルや書籍の製本に加え、幅広い加工へのご要望にお応えできるよう様々な製本・加工のネットワークを有しています。

幅広く安定した製本生産体制

カタログ・パンフレットの製本

カタログの製本でよく利用される中綴じ製本は、10部単位の小ロットから十数万部の大ロットまで多品種かつ短納期での生産が可能です。現在ではスクラム製本やアイレット綴じといった製本も行っています。パンフレットは両観音折、DM折、蛇腹折など利用法に合わせた製本や加工をご提案いたします。

 

中綴じ:少ページのカタログ印刷で最も支持される綴じ方。

 

アイレット綴じ:中綴じの針金に丸みをつけたもの。冊子ごとでまとめられる。

書籍の製本は並製綴じが得意

語学書やビジネス書など、一般書籍でよく利用される「並製綴じ」の製本を得意としています。グループ企業のメイリンでは、並製綴じを2ライン保有し、安定かつ短納期で生産しています。別冊を一緒に綴じるブックインブック、800ページ以上の大量ページ製本、書籍の開きをよくする広開本を得意としています。

 

ブックインブック:別冊を差し込む製本形態。別冊に厚みがある場合でも対応可能。

大量ページ:ページ数が多い大型本は工程数が増え、製本技術が問われる。
タイトル:新型コロナウイルス ナースたちの現場レポート
編集:日本看護協会出版会編集部 編
ページ数:756ページ
特設ページhttps://jnapcdc.com/corona/
<弊社営業がTwitterで紹介されました>https://twitter.com/Kango_shoseki/status/1366310444311347203

デザインのアイデアを実現する加工技術

特殊製本と加工

お客様から求められるより斬新で、印象深いデザイン表現実現のため、様々な製本加工技術を提供しています。特殊製本・加工技術は全国でも数少ない機械や職人による作業が必要になるものが多く、会社が有している知識とネットワークの広さが、デザインの幅を広げる上では重要になります。加工のアイデアが思い浮かばないときなど、当社がご一緒にデザインを具現化できるように加工のご提案をいたします。

紙リング綴じ:企業カレンダーでありながら、実用的で紙のリングのため環境負荷が低い。

脱プラ。封筒は「紙」で製袋

企業の事務用品として活用する封筒も、ブランドロゴの印刷とともに生産できます。
一般的な長3・角2封筒に限らず、特殊な寸法での仕上げやファンシーペーパーを使った高級な封筒など、様々なシーンでの利用に合わせたカスタマイズが可能です。DMなどの封筒も、リサイクル可能な紙でオリジナルのものを作ってみてはいかがでしょうか。

品質へのこだわり

独自のチェック項目で品質管理


品質ISO規格の品質基準だけでなく、品質に厳しいマニュアルの製本における独自の品質管理基準を基礎として、独自のチェック項目を作成しています。不良発生によるお客様、エンドユーザー様への影響を常に考え「本の上に安心をのせて」を合言葉に、日頃から生産品のチェックを行っています。

検査機器による安定した生産

グループ企業のメイリン川越工場では、生産ラインに検査機を導入しています。例えば書籍であれば、折の重量増減を感知し落丁を防ぎ、CCDカメラ付きの検査機で別の折の混入がないか乱丁の有無を確認しています。生産中の目視確認は当然ながら、製本後の仕上がりも生産ライン内で都度目視確認を行うことで、徹底した品質管理を行っています。

検査室での最終確認

製品の品質確認は、データ段階、印刷後、製本後など各工程で行っています。特にフクインでは、様々な製本や加工を協力メーカーへ委託しているため、品質管理は厳しく行っており、チェック後に不備が確認された場合は、各メーカーへのフィードバックと改善策について記録に残し、その後の様々な製品に対しての再発防止を徹底しています。