製本

出版社、取説の実績

多くの出版社様の書籍や電機メーカー様の取扱説明書などの製本に携わってきた経験を通じて、
製本の技術や品質管理に関する豊富なノウハウを蓄積しています。

アジロ並製 2ライン体制

2022年 芳野マシナリー製 バインダー新規導入

埼玉県川越市 川越工場

800坪の敷地面積

工場案内

4/6全断裁機 NCW-137HHD7〈永井機械〉 1台   24鞍 CCDカメラ搭載 丁合機
G-132-24 <芳野マシナリー>
1台
菊全断裁機 NCW-102HHD6〈永井機械〉 1台   三方断裁機 T-300〈芳野マシナリー〉 1台
デリバリカウンター搭載 16P折り機 オリスター
コンビ16/コンビ32/コンビK・T〈正栄機械〉
4台   投込み3点対応 トライオート NK-53〈西岡製作所〉 1台
デリバリカウンター搭載 8P折り機
オリスター エイト〈正栄機械〉
1台   員数機 1台
デリバリカウンター搭載 4P折り機
コンパクト K・T〈正栄機械〉
1台   自動梱包機 KHSY-250Ⅱ〈富士機械株式会社〉 1台
18駒 重量検知器搭載 バインダー機(1号機)
WB18〈芳野マシナリー〉
1台   6鞍 CCDカメラ搭載 貼込み機
THS-6〈東京出版機械〉
1台
22鞍 CCDカメラ搭載 丁合機
TTAK-22〈東京出版機械〉
1台   穴あけ機(5穴) RS200FV 1台
三方断裁機 T-54-336〈芳野マシナリー〉 1台   自動角丸抜き機 CB-60 1台
26駒 重量検知器搭載 バインダー機(2号機)
F-121〈芳野マシナリー〉
1台   スリップ抜き機(8連) 1台
     

川越倉庫

物流とも綿密に連携

品質管理体制

作業者の品質管理に対するこだわりは、高品質な製本を実現する基盤です。
ISO規格に基づき、製本工程に合わせた独自の品質管理基準を設けています。
作業者は、担当する工程の手順を徹底して学び、QC工程表を参照しやすい場所に掲示することで、品質意識の高い作業環境を維持しています。
私たちは、正確な手順の実行がヒューマンエラーを減少させ、顧客満足度の高い製品を提供する鍵であると確信しています。
各作業者がプロ意識を持ち、自分の仕事に誇りを持つことで、お客様に安心を提供します。
これは、人材育成へのこだわりでもあります。

品質関連設備

設備へのこだわりは、安定した品質の生産に不可欠です。
折り機、断裁機、丁合機など、業務に適した各種設備を厳選しました。
故障や不具合、乱丁、落丁、枚数の誤りを防ぐため、定期的な機械チェックとメンテナンス、製品特性に合わせた機械調整を行っています。
さらに、製本設備に搭載した検査装置で、人の目では見逃す可能性のある問題を検出し、品質の維持を図っています。
人の目と機械の目を組み合わせて、不具合のない製品を安定して生産することを目指しています。

無線あじろラインの検査装置


CCDカメラ
この検査装置のカメラは反応範囲が調整可能であるため、類似するページや状況でも正確に検出し、確実な検査を行うことができます。

CCDカメラのモニタ
タッチパネル式ディスプレイにより、設定や検証作業を直感的かつ迅速に行うことができます。

背切りカッター
糊ダレを避けるため、後工程で断裁される背の角部分をわずかに削り取ります。この処理が糊の余分な流出を防ぎ、表面への糊の回り込みを防ぐための逃げ道となります。

重量検査器(バインダー)
重量の計測に加え、天地の長さも精密に計測しています。これにより、丁合のズレも正確に検知することが可能です。

折機の検査装置


デリバリカウンター
折り加工された数量から完成品の数を差し引いた結果、余った折丁の数が算出されます。これは余丁管理に不可欠です。
フィーダーカウンターでは、材料の不良品や検査を行った数量を正確に反映することができません。
そのため、出口でのカウントが最も信頼性が高い方法です。このシステムは全ての折り機に搭載されています。

梱包時の検査装置


電子ばかり
中綴じ製品や薄い糊綴じ本の束は、重量を計測して梱包される製品数を確認することが標準的な手順としています。

設備の管理


設備点検表
私たちの目と手を迅速かつ正確に代行してくれる設備は、製品と同じくらい重要であり、丁寧に扱う必要があります。そのため、日常的な点検と定期的な保守活動は、設備を最適な状態に保つために欠かせません。