印刷物の種類や内容で考える
自社にあった印刷会社の選び方

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パンフレットやチラシ
2019.2.27 パブリッシング

広報や宣伝・マーケティングの部署に配属された新入社員の方や、起業したばかりの会社で総務担当になった方など、今まで印刷会社との取引がなく、どういった視点で印刷会社を選ぶべきなのか、悩んでいらっしゃる方も多いことでしょう。

そのような方のために、印刷物の種類、印刷頻度、デザイン制作の有無、配送方法、自社の規模といった『発注者側の視点』での印刷会社の選び方をご紹介いたします。

何を印刷するのか?

最初の視点は、何を印刷するのか?という視点です。印刷物の種類によって、依頼する会社が異なる場合があります。以下の印刷物の種類を確認して、自社にあった印刷会社を検討しましょう。

書籍や雑誌が中心の出版印刷

本屋さんに並ぶ雑誌やコミック、参考書やムック本、または新聞のような商業出版物を始め、地方自治体などの各種団体が発行する冊子などの発行物を指します。出版印刷は台割りや印刷のみならず製本・配本という工程で幅広い対応を求められることから、専門的に行なっている会社が多いです。

DM、リーフレット、パンフレット、チラシ、カタログなど中心とした商業印刷

一般的な企業で最もニーズが多いのが、DMやリーフレット、会社や製品のパンフレットなどの印刷です。このような印刷を商業印刷といい、対応している印刷会社の数も多いです。尚、リーフレット、パンフレット、カタログの違いは以下のとおりです。

◆リーフレット

リーフレット

製品やサービス、会社概要などを一枚で刷っているものを指します。片面印刷や両面印刷のほか、三つ折りやZ折りなどの加工を施したものもございます。

◆パンフレット

パンフレット

リーフレット同様に製品やサービス案内、会社案内などで用いられますが、複数ページからなる小冊子を指します。複数ページのため製本が必要ですが、比較的簡易な中とじと呼ばれる手法がほとんどです。

◆カタログ

カタログ

通信販売カタログが最も身近でイメージしやすいのではないでしょうか。主に大量の製品を紹介するためのニーズが多いです。数十ページから数百ページとなり、製本の種類も様々なものがあり、しっかりとした製本が行われます。

帳票・伝票・封筒や名刺などの事務用印刷

事務用印刷は企業事務で利用されるものを指します。具体的には名刺や封筒、納品書や請求書などの伝票や帳票類のほか、企業によっては手帳やオリジナルのノートなども事務用印刷として行われています。

スーパーの紙袋から製品を包む化粧箱などの包装印刷

パッケージ印刷とも言われる包装印刷は、軟包印刷と紙器印刷があります。

◆軟包印刷

紙やプラスチックのほか、アルミホイルなどのやわらかい素材に対して行う印刷です。スーパーの紙袋や小売店などのショッピングバックが代表例です。

◆紙器印刷

カートン印刷とも言われるもので、代表的な例はダンボールや化粧箱などが挙げられます。比較的厚手の紙に印刷した後、型に合わせてカットされ、貼り合わせてます。

株式会社フクインは、複数の印刷サービスを行う総合印刷

上記で紹介した様々な印刷サービスを一社で行う会社を『総合印刷会社』と呼びます。なお、株式会社フクインは、出版印刷・商業印刷・事務用印刷を手がける総合印刷会社として幅広いサービスを提供しております。

 

デザイン制作の有無

上記で紹介した各種印刷物は、印刷するための印刷データ(デザインデータ)が必要です。名刺などであれば印刷したい文章を伝えれば、印刷会社で簡易なデザインを行なってくれるかもしれませんが、他のものはそうはいかないでしょう。デザイン制作の有無による印刷会社の選び方をご紹介いたします。

デザイン制作からお願いする場合

デザイン制作と一口に言っても、その内容は様々な要素でできています。

  1. パンフレットやカタログなど複数ページのもので、どのページで何を伝えるか?と決める台割り
  2. 各ページに掲載する見出しや本文、図や写真などの配置を大まかに決める構成
  3. 企業や製品の説明や価値を伝えるキャッチコピーや見出し、本文などのライティング(文章作成)
  4. 文章の内容をより直感的にわかりやすく伝える図柄やイラストの作成、または写真撮影
  5. 上記の要素を組み合わせて、伝わりやすさや制作物としての品質を高めるデザイン

といった工程が存在します。印刷会社によってはライターやカメラマンがおらず、文章作成や撮影は対応していないので、発注者が支給する場合もあります。事前にどの工程からお願いするのか?を決めておき、発注先に相談いたしましょう。

ポイントとしては、「一緒に良いものを作りましょう!」という意識の感じられるディレクター(進行管理担当者、営業が兼ねている会社もあります)をつけてくれる会社が望ましいです。

デザイン制作は自社、または専門会社にお願いする場合

デザイン制作は自社、または専門会社にお願いする場合、印刷頻度や印刷種類で印刷会社を決めましょう。印刷頻度が少なく、多くの印刷会社が対応しているリーフレット/会社案内などであれば、ネット系プリントサービスがコストパフォーマンスに優れているでしょう。

印刷頻度

印刷頻度が多いのか/少ないのかも印刷会社を選ぶ視点のポイントになります。それぞれの視点を以下にご紹介いたします。

印刷頻度が多い

製品やサービスのリーフレット/パンフレット/カタログを定期的に印刷していたり、顧客に対して定期的にDMを発行しているのであれば、ネット系プリントサービスではなく、担当営業者をつけてくれる商業印刷に対応した印刷会社がおすすめです。自社の事業を踏まえて印刷に対するニーズを理解してくれ、電話一本、メール一通で相談にのってくれることでしょう。同じ物を増刷するのであれば、前回の入稿データで対応してくれる会社もあり、様々な面において対応力もあるため、トータルコストでメリットを受けられます。支払いも請求書による支払いが可能になります。

印刷頻度が少ない

一定期間にある程度の回数や量の印刷がない場合、割高になることが想定されます。印刷頻度が少ない場合は、ネット系プリントやサービスビューローの利用がおすすめです。支払いはクレジットカードや代引きが中心になりますが、部数と納期により価格も明確に提示されています。印刷部数が数百部で、紙の質や複雑な加工を必要としないのであれば、ネットプリントはお手頃な選択肢になるでしょう。

自社の規模

従業員数が数十名規模の中小企業になると、業務で必要になる印刷物の種類は多岐に渡ります。

例えば総務や経理などの管理部では名刺や封筒のほか伝票などの帳票類、社名の入った手提げ袋などが必要になります。

広報や宣伝・マーケティンなどの部署では、DM/リーフレット/会社案内や製品パンフレット、カタログなどが必要になります。

このとおり、数十名規模の会社になると、部署ごとに様々な印刷物をバラバラに発注している可能性があります。これらの印刷物を一社にまとめてお願いすることで、発注管理もラクになりますし、印刷会社との関係も向上し、コスト面でのメリットも期待できるかもしれません。この場合、商業印刷だけでなく事務用印刷にも対応しており、専任の担当営業をつけてくれる印刷会社が良いでしょう。

株式会社フクインは、専任の担当営業が様々なサービスをオーダーメイドのごとく御社にぴったりな形で提供いたしております。

配送

最後に配送(納品)です。印刷物の納品は見落としがちですが、会社によって対応力が異なります。特に大量に印刷を行う場合は対応力も気をつけたいポイントです。

例えば、会社案内や製品パンフレットを全国にある各支社に配る場合、自社に納品してから各支社に配送してしまっていたのでは、各支社に部数を分ける人手と配送コストが無駄です。印刷の発注段階で各支社に部数を指定して納めてもらえば人件費と配送コストの削減に繋げることができるでしょう。または、一定期間ごとに納品を分けたいというニーズもあるかもしれません。このようなニーズはネット系プリントサービスでは対応が難しいので、事前に打ち合わせなどができる営業担当をつけてくれる印刷会社を選びましょう。

 

いかがでしたでしょうか?

印刷と一口に言っても、印刷会社を選ぶ視点はたくさんあります。皆さんの印刷会社選びにお役に立てられれば幸いです!

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